ベランダに閉め出された!

 1才頃になるとつかまり立ちやヨチヨチ歩きを始める子供達が多くなります。すると、その頃、赤ちゃんの調度手の届く高さにあるのが、ベランダのサッシの鍵!お母さん達が開けたり閉めたりするのをよく見ています。しかも"カチャッ"と音がする・・・そりゃ気になって触りたい~~!ですよね。

 お母さんがベランダで洗濯物を干していると"カチャッ"「えっ?!」と思うと鍵が掛かって、戸が開かない!なんて事が起こります。お母さんは必死で「開けて」と中の子に訴えますが、赤ちゃんは一向に意に介さずニコニコするばかり・・・。そのうち、赤ちゃんも泣きだすし、お母さんも泣きたい気持ちに。トホホです。

 隣の人に大声で助けを求めて、玄関から入って開けてもらった人。(冬の寒い日でした。)玄関の鍵も掛けていたので、仕方なく赤ちゃんに身振り手振りで訴え続け、2時間掛かってやっと赤ちゃんが開けてくれた人。(夏の日でした。)等々。当院に通って下さっていたお母さん達に起こった本当のお話です。

 自分がベランダに出る時は、赤ちゃんも一緒に出すか、赤ちゃんが中の時は、洗濯カゴなどで戸が閉まらないように挟んで置いておくとかしましょう。

 尚、ベランダの柵の幅は、赤ちゃんの頭が通らない幅である事を必ず確認しておくことは大切です。頭が通ればすり抜けて落ちてしまいますから。もし通るようならネットを張るなどしておいて下さい。また、ベランダには箱や台などを置かないようにすること。赤ちゃんも歩けるようになると、その子の胸の高さぐらいの物には、よじ登ったりしますので、箱や台に登ってベランダから落ちることもあります。どうしても、そういう物を置く必要がある場合は、その上にもっと箱を積んで高くしてよじ登れないようにしておきましょう。

 赤ちゃんは日々学習し、行動し成長していきます。安全対策は後回しにせず、こまめにしておきましょう。赤ちゃんの為にも我が身の為にも。

天使さん 画:堀切幸代