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母乳育児の悩みごとあるある

夜中に何回も起きて困ります。

赤ちゃんについて

赤ちゃんが夜中に何回も起きます赤ちゃんは1才半頃のしっかり歩けるようになるまでは、昼も夜も3時間毎ぐらいでお乳を飲みます。夜中もお乳を飲むことで小さな胃袋を満たし、お乳を飲む事で運動し代謝を高め体温を保ちます。お母さんの体も授乳中は、ホルモンに刺激され3時間毎にお乳が作られるので、夜中も目が覚めるように出来ています。

 しかし、頻回に1時間や1時間半で起こされるとちょっとつらいですね。まだ、生後3ケ月に満たない赤ちゃん達は、まだ昼夜のリズムが出来ていなくて、昼間よく眠って夜よく泣くという事も普通にありますが、少し大きくなると夜も3時間毎に目覚め授乳すれば、また眠るというリズムが付いてきます。ですから、お母さんは9時頃の授乳が終わったら赤ちゃんといっしょに眠りに付いて下さい。独身の頃の様に11時、12時まで起きていてはとても夜間授乳は出来ません。体をこわしてしまいます。人間も昼行性動物の一種なのですから、本来は朝日と共に起きて夕日と共に眠る体の仕組みになっていますので。

 それはさておき、34ケ月頃以降の赤ちゃんが夜中に頻回に目を覚ますよくある原因を挙げてみます。

〇 夜中にオムツを替えていない。

〇 寝たままの体勢で授乳している。(添い乳です。くわしくは次項で)

〇 眠っている赤ちゃんの隣にお母さんがいない。

〇 布団の中が暑い。寒い。(意外と冬に暑かったりします。)

〇 お母さんがタバコやカフェインの多い物を摂っている。

〇 赤ちゃんが昼間、興奮したり緊張したりする事があった。

〇 運動不足で体力が余っている。(特によく動く男の子)

〇 おっぱいの調子が悪く、吸いにくかったり、味が悪かったりする。 (桶谷式の相談室で手技を受けましょう。)

 以上の様な点で心当たりがあれば改善して見て下さい。また、3時間毎の授乳になると思いますよ。