腱鞘炎になりそうです。
赤ちゃんについてその他赤ちゃんを抱っこするようになって手首が痛くなる人が最近増えています。「赤ちゃんが生まれて抱っこするようになったら、皆腱鞘炎になるんですよね。」って聞かれたことがあります。いいえ、必ずしもそうではありません。私が開業した当時、30年前は腱鞘炎になる方はほとんどいませんでした。
どうしてなのかなあ?って思って、お母さん達を観察していたら、抱っこの仕方がビミョウに違うのです。微妙に。赤ちゃんを腕で持ち上げるようにして抱っこしているのです。新生児の頃の首がすわらない、グニャグニャしている赤ちゃんならそれでもいいのですが、3ヶ月、4ヶ月と大きくなってくると、5kg、6kg・・・となりその抱き方ではお母さんの手首に負担が掛かります。そこでどうするか?!
重い物を持つ時は自分の体幹にくっつけるようにして体を使って抱くのです。赤ちゃんの体の正面が自分の方を向くようにして、自分の手のひらが上を向くのではなく、自分の方を向くようにするのです。左腕を主に使う時は、赤ちゃんの背中に左腕を回し、赤ちゃんの左のおしりから太ももを自分の左手のひらで優しくつかむようにして、赤ちゃんの胸やお腹を自分の体に軽く押し付けるような感じで抱いてみてください。
右腕を使って抱く時は、その逆、自分の右手のひらで赤ちゃんの右のおしりから太もも(上になる方)をつかむようにして、自分の体に密着させると、楽に抱けるでしょう?!言葉にするとちょっと難しいけれどやってみて下さい。赤ちゃんを落としてはいけないので、まずは座って練習して見て下さい。
楽な赤ちゃんの抱っこの仕方 (モデルさん : だいちくん、えりこさん)