母乳が作られる時間は?
母乳について「おっぱいは、3時間毎にあげて下さいね。」と産院などで耳にされた方は多いと思います。それは、母乳がだいたい2時間半から3時間の間隔で作られるからです。というよりも乳房の状態が良好で赤ちゃんがしっかりと飲んでくれていると、おっぱいの消化される時間と、おっぱいが作られる間隔が合うようになって、2時間半から3時間の間隔で赤ちゃんが飲みたがるようになりますし、おっぱいも涌いてくるようになり、リズムが合ってきます。
それより、早めに何度も欲しがる時は足りない場合が多く、特に生後3ヶ月までは、分泌量も少なく赤ちゃんも上手に吸えなかったりしますので、3時間と言わず何度も吸わせてみて下さい。母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンは、吸わせるたびに増えますので、その時は「空っぽのおっぱいを吸わせてごめんね。」という感じですが、吸われた刺激で、プロラクチンが増加し、後に母乳の量が増えていきますのでとても効果があります。上手く吸い付けなくても、赤ちゃんに乳首をチュッチュッと何度も刺激してもらうのも有効です。
そして、赤ちゃんが上手く吸えて、3時間毎にお腹が空くような消化の良いおっぱいにしていけるように桶谷式の母乳育児相談室をご利用下さい。