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母乳育児の悩みごとあるある

習い事の決め方

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バレリーナの子供達

年長さんや小学生になると、夫婦の間で「そろそろ何か習い事をさせようか。」とか、子供自身が「私もピアノ習いたい。」とか「サッカーやりたい。」とか言い出すかもしれません。基本、習い事はしなければいけないというものでもないので、よそのお子さんが始めたからと言ってうちの子もさせなければというものではないです。まずは、本人の気持ちが大切。

でも、もし始めるなら、その時考えていただきたい点があります。そもそも、それを習ったからと言って子供が将来その道のプロになる可能性はかなり低いということです。バレエを習ったからといって、バレリーナになる人、野球をさせたからといってプロ野球選手になる人は、ほんの一握りです。

うちの子が、将来その道で名を成す、もしくは食べていけそうかどうか、自分たち夫婦の能力とその子の適正を考えて、本格的に取り組むなら、技術の上手い先生を探せばいいかも知れませんが、山の物とも海の物ともまだ分からない年齢では、まず「楽しい」を教えてくれる先生の方が良いと思います。それを習う事によって、「その楽しさを経験」できれば、一生その事は楽しめるようになるだろうし、一旦やめたとしても大人になってまたやってみようと思えるでしょう。もし、プロになったとしても「楽しい」は大切です。

それから、親の負担も考えるべきです。経済的な事、月謝以外に用具、発表会の費用、交通費などなど。時間的な事、送り迎えとか。

土日に練習や試合があって、その都度親が参加して手伝わなくてはいけないところもあるので、そこに通わせている方から情報を得ることも大切です。知り合いで3人子供がいる方で、「うちは、送り迎えは大変だから、習い事は子供が自分で行って自分で帰って来られる所って決めてるの」と言っていた人がいました。

そして、もうひとつ大切なことは、「先生」の人間性を見ることです。教えて下さる先生がどんな方で何を大切に考えて子供達に接して下さっているかを見て決めることです。親子で見学や体験に行って、雰囲気や先生の子供達への態度、接し方、考え方等を見て、先生の人柄や教育方針が自分達の求めているものかどうか。子供を安心してお任せ出来る方がどうかを考えてから決めていただきたいです。幼い子供にとって「先生」という存在は、かなり大きな足跡を残す人物です。せっかく、お金と時間を使って大切なわが子のためにと始める事なので、技術もさることながら楽しさや信頼感の得られる経験になるように少し考えて、下調べをしてから決められるのが良いかと思います。

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