指しゃぶりをします。その理由は。
赤ちゃんについて赤ちゃんの間、特に月齢の低い3~4ヶ月の頃は、指は最初の遊び道具なので、むしろ「やっと指が吸えるようになったのね~。」という感じで喜ばしい事です。
しかし、1才半を過ぎ赤ちゃんが子供になってくる頃から、特に3才、4才、5才となって来るとお母さんも「指しゃぶりを何とか止めさせたい」と思うようになり、問題視されるようになります。
そこで、指をしゃぶっている我が子に向かって険しい顔で「指を吸うのは止めなさい!」と言って、しゃぶっている指を無理にでもはずさせていませんか?!
結果はどうですか?効果あり?無し?ところで、子供さんはどんな時に指をしゃぶっていますか?退屈な時、淋しい時、眠たい時・・・ですよね。楽しく遊んでいる時はしていませんよね。
退屈で暇を持て余しているから、つい指が口に来る。淋しいけれどそれを紛らわせるために指を吸う。眠たいし、安心して眠りたいからチュパチュパするって感じでしょう?
退屈な気持ちや、淋しさを紛らわしたり、上手く眠るために自分で何とかしょうと指を吸っているのに、その指をはずされたら、子供からすれば「何したらいいの?!」「どうすればいいのん?!」ですよ。
指をすっているのは「退屈だ」「淋しいよ」の合図です。見つけたら、かまってあげて下さい。「眠たいよ」の時は手をつないだり、抱っこしながら一緒に横で寝てあげて下さい。
人に迷惑を掛けずに自分で何とかしようとしているのに、そこにお母さんの恐い声が飛んで来るなんて、「あ~最悪!何やねん!」ってあなたが子供の立場ならきっと感じると思いますよ。