母乳にはなぜ和食が良いのですか？

母乳について

それは、日本人の体で日本に住んでいるからです。世界の国々には、様々な人種がいて、肌や髪の色や体型などが違っています。同じ様に、食べ物の消化吸収能力にも違いがあると思われます。人類の文明が世界の何ヶ所かで起こったのが約３０００年前頃と言われますが、その後も世界の色々な土地に分かれて文明は発達してきました。そして、それぞれの土地の気候や風土は違っていて、そこで得られる食べ物もそれぞれ違っています。必然的にそれに適応する体そして消化機能に変化し、また適応した遺伝子が残されていくので、違いがあって当然と考えられます。

だから、日本人の遺伝子を受け継ぎ日本に住んでいるので、日本人本来の和食が一番体に合うということです。日本の赤ちゃんは、お母さんが和食を食べてくれた時の母乳を美味しそうに飲みます。和食は、ご飯、魚、大豆（大豆製品）、季節の野菜などです。

夫婦どちらかが外国の方の場合や、日本に住んでおられる外国の方の場合は、本国の食事と和食を上手く取り入れて食べてみて、赤ちゃんの反応を見ながら調整してみても良いのではと思います。