下の子が生まれたら・・・赤ちゃん返り
赤ちゃんについてその他 
赤ちゃんが生まれるという事は、一家にとって一大事です。もちろん、赤ちゃんのお兄ちゃんやお姉ちゃんにとっても一大事です。特に二人目が生まれて、初めてお兄ちゃんやお姉ちゃんになる人達は、トップスターの座からわき役に回されたような淋しさと共に自分のポジションが解らず、色々やらかしてみたり、すねてみたり、頑張りすぎてみたりと落ち着かない日々がしばらく続きます。中には、赤ちゃん返りする子も。
お母さんの感覚は自然と小さい赤ちゃんの方に標準を合せてしまうので、上の子を見た時に「うっわ！デカイ顔！」とか「もう！ドタバタして！」とか「あ－あなたは大きいんだからこれぐらいはしてよね！」とか思ってしまいませんか？
でもね、上の子にしてみればついこの間までの一人だった時と何もそんなに変わっていないのです。お兄ちゃん（お姉ちゃん）になったと言われても、何をどうしていいのか解りません。特に赤ちゃんに対してはどう接していいのか解りません。あなたが一人目を産んだ時に赤ちゃん（今の上の子）に対してどうしていいのかとまどったように。
だから、上の子と一緒に赤ちゃんに接してあげて下さい。上の子が赤ちゃんに触りたい時は、上の子の手を取って、「こういうふうにヨシヨシって、なぜてあげてね。」とか。赤ちゃんが泣いていたら、「赤ちゃんは何て言ってると思う？」とか、上の子に聞いてみて下さい。（その答えが意外と当たっていたりするからおもしろい）そしてオムツを持って来てもらったりして下さい。上の子が抱っこしたい時には、床に座ってもらって、あぐらをかくか、足を前にだしてもらって、上の子の足の上に赤ちゃんを乗せてあげて下さい。（赤ちゃんが落ちても10cmぐらいで床に着きます。）
お母さんの考え方としては、「母対赤ちゃん」、「母対上の子」ではなく「母と赤ちゃんと上の子」という感じ、「3人で一緒に」が良いと思います。そうやって一緒に赤ちゃんに接するようにしていると、3ヶ月ぐらい経つとだんだん慣れて、上の子も落ち着いて来ますから。